今月の星空
今はどんな星が空に出ているのでしょう??
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*4月の星空* 冬の星座が沈みゆく西の夜空では、金星が非常に明るく輝いています。西洋では、金星は美の女神である「ヴィーナス」あるいは「アフロディーテ」の名で呼ばれ、その名の通り非常に美しく輝いて見えます。しかし、金星は地球の公転軌道よりも内側を回っているため、その姿は太陽が昇るとき、あるいは沈むときの2、3時間くらいしか見られません。そのため、日本では金星のことを「明けの明星」あるいは「宵の明星」と呼んで親しんできました。ぜひ夕暮れ時、西の空に目を向けて金星を探してみましょう。 また北の空には、北極星を探すのに役立つ、おおぐま座の一部である北斗七星が見られます。さらに北斗七星のひしゃくの柄の部分を伸ばしていくと、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカまで繋がる長い曲線「春の大曲線」を描くことができます。こちらも合わせて観察してみましょう。 *天文現象いろいろ*■ 4日 清明(太陽黄経 15゚)
■ 7日 月と土星、スピカが並ぶ 満月 ■ 8日 月の距離が最近(距離 35万8317 km、視直径 33.4') ■13日 下弦 ■16日 春の土用(太陽黄経 27゚) ■20日 穀雨(太陽黄経 30゚) ■21日 新月 ■22日 月の距離が最遠(距離 40万6413 km、視直径 29.4') ■25日 細い月と金星が並ぶ ■29日 上弦 ■30日 金星が最大光度(光度 -4.5 等、視直径 36.9") AstroArts「天文現象カレンダー」 http://www.astroarts.co.jp/phenomena/2012/ph201204-j.shtml |
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