3月の星空

※星図は京都市から見たものです。 (上旬22時ごろ、中旬21時ごろ、下旬20時ごろ)
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寒暖の定まらない日々の続く3月ですが、みなさんいかがおすごしでしょうか? 学校を卒業されたり、転職されたりと新たな世界に飛び込む準備で忙しい日々を過ごしている方も多いかもしれません。 そういうときには少し宇宙を見上げて、一息つく時間を作るのもいいでしょう。 それでは3月の星空を紹介します。

3月になると日付を越える頃には、それまで主役だったオリオン座を代表とする冬の星座が西の空に傾きます。 そして、南の空には春の星座に主役がバトンタッチします。 春の星座は冬ほど明るい星はありませんが、特徴的な星の並びが幾つかあります。 柄杓の形をした7つの星の並び「北斗七星」、北斗七星の柄杓の持ち手部分を天の低いところに伸ばしてできる「春の大曲線」、はてなを左右逆にしたような形の「ししの大鎌」などです。 また、こういった星の並びから、春の代表的な星を探すこともできますが、それはまた来月紹介することにしましょう。

さらに、今月は様々な惑星も観察に適しています。 まずは3月15日の明け方4時30分頃、南西の空を見上げると、満月に近い月と、木星、おとめ座の一等星スピカが一列に並んでいる姿を見ることができます。 月は日を追うごとに東の空へ移動していき、3月21日の4時30分頃には、半月に近い月と土星が接近します。 少し早起きに挑戦して、ぜひこの目で確かめてみてください。 また、3月末の日の入り後西の空を見ると火星と水星が見つけやすくなっています。 特に水星は普段見つけづらい星ですが、4月1日に東方最大離角を迎えるため、その前後1週間ほどは観察に適しています。 3月29日には月齢1の細い月とその右上に水星を見ることができます。 少し難しいかもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください(こちらも参照下さい)。




*天文現象いろいろ*

■ 2日 海王星が合/金星が留
■ 5日 上弦 / 啓蟄(太陽黄経345度)
    月面X(19時頃)
■ 6日 水星が外合
■ 12日 満月
■ 14日 月と木星が接近
■ 17日 彼岸
■ 20日 春分の日/春分(太陽黄経0度)
■ 21日 下弦/月と土星が接近
■ 25日 金星が内合
■ 28日 新月

参考文献:
国立天文台 ほしぞら情報  http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/03.html
  http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/03-topics03.html
Astro Arts 星空ガイド  http://www.astroarts.co.jp/phenomena/2017/03/index-j.shtml